山梨はかつて 「甲斐絹」 の名で全国に知られた絹織物の産地です。また、 全国でも有数の縄文土器や土偶の宝庫としても知られています。その豊富な出土品の中でも、 原始美術の一頂点として名高い、 水の流れを模した渦巻文の意匠が、 山梨県産の希少な絹糸を使ったシルクスカーフとして、 数千年の時を超えてよみがえりました。
デザインのもとになったのは笛吹市で出土し、 山梨県立博物館に所蔵される縄文土器 「大型深鉢 (渦巻文) 土器」 で、その図案はインターネット上の 『山梨デザインアーカイブ』 でも閲覧することができます。
立体的な文様を自然な陰影で織り上げるには、 山梨県と山梨大学の共同研究によるジャカード織の特許技術を活用しています。
画像にもありますが、小風呂敷としてもお使いいただけます。