9月になると行われるオーガニックコットンの収穫。
実際の綿花を見たことがある方ならおわかりだと思いますが、白くてふんわりとした綿の花は、一つひとつ丁寧に手摘みされています。
収穫を行う農夫たちは、ときには歌を唄いながらの作業をおこないます。この綿花がどんなコットンになり、製品になっていくだろうかと想像しながら。
有機的な大地で育まれた綿花は、やがて商品となり、わたしたちの暮らしの中で息づいていきます。
ストールをふわりと首に巻いたときの肌触り、パジャマに袖を通したときの安心感は、オーガニックコットンならではの着ごこち。どんなに時代が移っても変わらないもの。
今日も世界中のどこかで、綿花の収穫が行われています。そこには、農夫たちの陽気な歌声があります。わたしたち前田源商店は、遥か遠くの綿花畑を思いながら、製品づくりを続けています。
写真©PANOCO TRADING
前田源商店のオーガニックコットンは、主にインド、タンザニア、ペルーの地で栽培されています。
オーガニックコットンは、栽培の過程で農薬を使わないということが証明されているというだけであり、綿であることに変わりはありません。
見た目で同じ綿同士は、混じってしまった場合、けっして見分けることはできません。(公的な繊維の検査機関においても、同種の繊維は区別できないと明言しています)
例えその比率が5%でも50%であっても、オーガニックコットンに一般の綿を混ぜてしまえば、決して検証することはできません。
そのため、第三者機関によって一切混ぜない100%であることを証明している「表示」を確認することが重要になります。
オーガニックコットン100% 漂白、染色、柔軟剤加工など機能性を強化するような加工は認めていない。 草木染は例外的に認めています。
NOCラベルの製品を購入することによって、2円/枚を栽培農家への寄付という形で還元しています。学校や井戸の建造、バイオガスの提供など多岐にわたります。
●公正かつ適正な報酬での取引をし、対等なパートナーシップによる貿易
●綿花栽培の最高値の20%増しで継続買い取りを保証する
●地域の伝統を尊重し、農業者の自主性を引き出す
●訓練所を整備し、有機農業の技術指導を行う
●井戸や灌漑用水やバイオガス設備などの資金援助を行う
●医療サービス、学校運営、天災対策の物心両面の支援
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